抗議デモの現場で嘘の記念撮影、便乗で宣伝、他人の寄付をコピペ…あきれた偽善者インフルエンサーたち

炎上

2020年5月25日、ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警官に取り押さえられて亡くなった事件以来、全米各地で抗議活動が行われています。デモに紛れて暴徒が街を破壊し略奪も起こっています。

一般の人だけではなく、多くの俳優、スポーツ選手、歌手、YouTuberたちも抗議デモに参加しています。俳優のジェイミー・フォックスやニック・キャノンはミネアポリスでデモに参加し、歌手のアリアナ・グランデやホールジーはロサンゼルスのデモに参加していました。実際のデモに参加できなくてもSNSで有益な情報を拡散したり、多額の寄付をしたりしている多くのセレブリティがいます。そんななか、偽善的な行いを暴露されてしまった残念なインフルエンサーたちを紹介します。

電気ドリルを借りて…

観光地サンタモニカで目撃されたインフルエンサーの動画です。

仕事中の人に声をかけ、電気ドリルを借りて写真を撮った後メルセデスに乗って去っています。ボランティア活動をしているように見せかけるとは図々しい人もいたものです。

ニューヨークタイムズの記者でTikTok専門家のテイラー・ロレンズの投稿です。

添付されたツイートは「ブラック・ライブズ・マターの活動家たちはロサンゼルスのすべてのビルを破壊しても収まらず広告まで手を出し雄叫びを続けている。」と書かれています。抗議運動に無理解な様子を示しています。

電気ドリルの写真を撮って何を主張したかったのかわかりません。SNSで批判されたあと、彼女はTwitterとInstagramを非公開にしてしまいました。
彼女は「インフルエンサー」として批判されていましたが、実際は右派系メディアのインターンをしていると判明しました。

動画が炎上したため、解雇されたようです。

こちらも略奪に遭った店舗の前で撮影しているインフルエンサーが批判されています。

(2020年7月5日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

貪欲なインフルエンサーたちは、どのような機会でも写真撮影の機会を逃しません。彼女たちがどのようなメッセージを発信したのか知りたいです。

ファッションショーの感覚?

抗議活動をしている人々と警官との衝突も報道され、トランプ大統領はデモを鎮圧するために軍の動員も検討していると述べました。催涙弾やゴム弾に被弾する可能性もあり、抗議デモに参加することは危険を伴います。しかし、一部のインフルエンサーにとってファッションショーに参加する感覚のようです。

(2020年6月5日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

(2020年6月5日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

ポスターやペン、衣装代もかかったと話しているインフルエンサーに呆れる声が多く見られました。

こちらのインフルエンサーたちは「お酒飲んでから参加する!」、「暴動スタイルで行こう」というメッセージが公開され批判されています。

(2020年8月16日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

…オシャレを忘れないインフルエンサーたちです。

寄付…しています

こちらは寄付をしたふりをして批判されたインフルエンサーのカーラです。


彼女はInstagramストーリーで「寄付をした証拠」としてPayPalのレシートを公開していました。
10万円の行き先はミネソタ州に拠点がある非営利団体Minnesota Freedom Fundです。不当に逮捕された人々のための保釈金を募っています。このレシートが別のインフルエンサーのスクリーンショットを転用したものだ、と指摘されています。

元のレシートを公開していたのは、こちらのインフルエンサーです。

指摘された後、カーラはレシートの投稿を削除しました。
レシート転用はケチですね。お金に余裕がなかったのでしょうか。

最近、「あのインフルエンサーやブランドはBLM活動に参加しないの? 声明を出さないのはレイシストだから?」と声が上がることがよくあります。問題に関心がある人は普段から定期的に寄付を行うものでしょう。問題がクローズアップされてからフォロワーに圧力をかけられて慌てて寄付をするのは違う気がします。

今回の抗議活動を他人事だと思っている「インフルエンサー」たちの騒動でした。

Viral Videos Show Women Using Protests and Riots as Photoshoots

Photo by Cody Black, Koshu Kunii

  1. BLM(ブラック・ライヴズ・マター)「黒人の命も大切」。民間人(主に白人)や警官からの暴行により命を落とすアフリカ系アメリカ人の事件が多く発生しても、加害者へ適切な処罰がされない現行の制度に抗議する運動。この運動に水をさすようにオール・ライヴズ・マター(黒人だけではなく白人の命も大切だ)と主張する人がいる。
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