反マスク派にはマスク銃をぶっ放せ!YouTuber Allen Panの変なメカ

テック・科学

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、人混みではマスクをつけることが求められています。しかし、マスクをつけたがらない人がいます。特に米国では、市民にはマスクをつけない自由があると主張する人々が多くいます。

たとえばこちらの女性は、「私はマスクをつけません。それは私が下着を着けない(!)のと同じように当然の権利です。」と証言しています。

誰でも、ほかの人々を感染の危険にさらす自由はないはずですが……しかし、もし彼らが「新型コロナウイルスはでっち上げだ」派だとすれば、マスクをつけなくても危害を加えていないと思っているわけですから、理屈は通ります。でも、パンツぐらい履いてよ。

アレン・パンの「マスク銃」

マスクを拒否する人々には保守的な人が多く、米国では保守派は独立以来の自由として、銃所持の自由を主張します1

YouTuberのアレン・パン(Allen Pan)はそこに目をつけました。アレンのチャンネルAllen Pan – Sufficiently Advanced2の登録者数は104万人で、面白いメカを自作するテック系YouTuberです。

Shooting Masks onto People's Faces

「マスクを拒否する人がいるのはアメリカ的問題だ! だからアメリカ的に解決する! それは銃だ!」と冒頭で宣言したアレン。

製作するのはマスク銃(mask gun)です。マスクなしで出歩く人の顔めがけてマスクを空気銃で射出します。マスクの四隅におもりをつけて、まっすぐ飛ぶようにしてあります。射出するマスクの内側には粘着テープを仕込み、顔にくっつくようにしました。マスク銃にはレーザーポインタも仕込んであり、照準もばっちりです。

室内でのテストは無事成功しました。ただし、射出角度が難しく、マスクがターゲットの頭上にそれたり、下にそれた結果マスクから鼻が露出したりしがちなようです。

意気揚々とハンティントン・ビーチに繰り出すアレン。ハンティントン・ビーチは「カリフォルニア州でもっとも保守的で反マスク的な地」だそうです。

実地でテストしようとしましたが、風に流されてうまく当たりません。しかも、一発目でおもりが壊れてしまいました。

応急処置をしてターゲットを探しますが、言われているほど反マスク派は多くなく、行き交う人々の多くはきちんとマスクをつけています。

結局、通りすがりの人たちにマスク銃の試し撃ちをしてもらって終わりました。

その他の動画

アレンはこれまでにも実験やメカ製作の動画をたくさん投稿しています。

たとえばこちらはアルミと酸化鉄を七面鳥に詰め込んでテルミット反応で調理する動画です。

Stuffing a Turkey with MOLTEN IRON

ボットからごうごうと炎が出て、4000℉(約2200℃)で90分間調理(?)します。

テルミット反応の起こっていた近くは黒焦げ、残りは完全に生という大失敗でした。

こちらは三日坊主にならずに運動の習慣をつけるにはどうしたらよいか、という動画です。

Turning a Treadmill Into a PS4 Controller So I Exercise

ルームランナーをPS4のコントローラーにします。ルームランナーで『DEATH STRANDING』をプレイし、運動不足を解消する考えです。ルームランナーの回転を磁気センサーで計測し、ArduinoでPS4のコントローラにつながったデジタルポテンショメータを制御する計画でした。

この計画のためには、Arduinoのプログラムを書く必要があります。プログラミングといえばマイケル・リーヴスです。

全自動トマト突き刺し機、電撃コップ、迷惑な配達!全力で変なものを作るMichael Reeves
誰でも苦手な食べ物があります。YouTuberのマイケルはトマトが嫌いでした。サラダにトマトが入っていると全部取りのけます。 しかしサラダを食べるたび毎回となると面倒です。そこで、マイケルは自分の代わりにトマトを取りのけてもらうことに...

彼を探しに行きますが、いません。代わりにピーター(Peter Sripol)のやり方でシンプルな電気回路を使って作ることにしました。ルームランナーからリレーでコントローラのポテンショメータの導線につなぎます。

無事動きましたが、ゲーム内で歩くだけで疲労困憊することがわかりました。

マイケルやピーター以外に動画に登場するNileRed(化学)、William Osman(ロボットなど)、Tom Stanton(飛行機・ドローン)、Jabrils(プログラミング)も科学・テック系YouTuberです。コメディYouTuberや美容YouTuberとはひと味違う世界があります。

  1. 合衆国憲法修正二条(second ammendment)が銃所持の自由の根拠になっている。
  2. アーサー・C・クラークの三法則の一つ、「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」からとられている。
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