アメリカのティーンの整形願望に拍車をかけるソーシャルメディア

社会・政治

スナップチャットのフィルターをかけた後のような顔に整形したいアメリカの若者が問題になっています。

Teens Getting Plastic Surgery To Look Like Snapchat Filters

Snapchat dysmorphia(スナップチャット異形症・身体醜形障害)と名付けられ、若者がネットの世界に写る自分に見慣れてしまい、現実の姿を受け入れられなくなるそうです。

特徴としては、肌をきれいにしたい、歯を白くしたい、目と唇を極端に大きくしたい等の希望です。「いいね」やコメントで自己評価が決まる世代特有の現象と言えます。

BDD(body dysmorphic disorder、身体醜形障害)の疑いがある患者は認知行動療法やカウンセリングを優先するべきだと医師は話します。自己評価が低い場合、整形によって(身体醜形障害の)症状が悪化する可能性もあるからです。

2015年の国家統計局の調査によると、1日3時間以上SNSを利用するティーンの1/4は精神に何らかの問題があるそうです。

こちらは医師が実際の患者さんの話をしています。

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(2022年11月20日:削除されたYouTube動画をキャプチャ画像で置き換えました。)

参考:Patients want to look the way photo-editing apps make them look

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